イラストレーターになるには

漫画家とイラストレーターの違いとは?それぞれに求められるスキルについて

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コミックイラストレーション

将来、イラストレーターや漫画家など、絵を仕事にしていきたい!

でもイラストレータ-と漫画家ってどうちがうのでしょうか?一つの答えとして言えることは、

職業としてのイラストレーターは、発注者の意向をくみ取って、イラストに具現化できる能力がもとめられますが、漫画家はあくまで作家。編集者の意向をくみ取った上で、作家としての意志の強さが求められる、といった違いがあります。

ここでは、それぞれに必要な能力や、向いている人物像などをまとめました。これから、イラストレーターや漫画家になりたい!と思っている方に参考になるはずです。

 

イラストレーターと漫画家のちがいとは?

まずそれぞれなるために、必要な能力をまとめました。

漫画家になるために必要な能力

一生懸命頑張る漫画家

漫画家になるためには、まずストーリーをきっちりと仕上げることにかかっています。絵の上手さも当然大事ですが、絵の上手さに関しては素人でもうまい人は多く、もっといえばプロの漫画家の中にはお世辞にも絵がうまいとは言えない人もいるほどです。つまり、絵の上手さというのはこの際さほど重要なことではなく、読んでいて面白いストーリーか、登場人物に個性があるか、感情移入ができるかが焦点になります。その中で自分の色をいかに出していけるかが勝負です。

一方、シビアな世界でもあるため、編集者の意向が時折強く反映されることがあります。読者投票の結果、人気がなければテコ入れを求められるからです。この時に柔軟な対応を見せながらも本質はできるだけ曲げないという「意志の強さ」も必要になります。イラストレーターは発注者の意向が最優先ですが、漫画家はあくまで作家であり、作家としてのプライドが重視されます。なので、編集者の意向を聞きながらも自分の色はできるだけ変えない心も必要です。

 

イラストレーターになるために必要な能力

萌え系のイラストから、リアル系のイラスト、背景作画、キャラ絵、マンガといった幅広い表現がもとめられるのが、イラストレーター

イラストレーターはイラストの発注を受けて作品を仕上げていく形になります。こういう作品を描いてほしいという要望があり、それを読み取ってイラストに仕上げていく創造力が求められます。発注する側はアバウトな考えを持っており、具体的なイメージはあまり持ち合わせていません。そんな中で発注側がそれを見てまさにこのイメージだったと言わしめるだけの創造力、要望を聞き取る傾聴力、そしてイラストレーター個人のメッセージ性を多少織り交ぜていけるかが大事な要素です。

必要な能力として欠かせないのが、イラストの修正です。イラストレーターがいくら気に入ったとしても、発注する側が満足できなければ意味がありません。このように修正してほしいと具体的に指示を出すケースとそれでもなお抽象的な指示にとどまるケースがあります。抽象的な指示にとどまるケースは全体的にさほど納得いっていない状態なので、いくつかのパターンを用意することも大事です。今までのプランの真逆に舵を切る思い切りの良さも求められます。

 

漫画家とイラストレーターに共通して必要なスキルとは?

同じ絵を描く仕事でありながら、微妙に求められる能力が違うのが、漫画家とイラストレーターです。しかし、同じようなスキルが求められることも。そのスキルとは「ヒアリング力」と「交渉力」です。絵の上手であることは当然のことですが、実はヒアリング力と交渉力を持ち合わせない人は、どれだけ絵が上手でも漫画家にもイラストレーターにもなれません。漫画家はストーリーの修正を、イラストレーターはイラストの修正をそれぞれ求められます。この時にどのようにしてほしいかを抽象的に指摘されて、それを具現化する点では同じです。

締切などもありますが、これをうまく調整するコミュニケーション能力、交渉力も大事な要素です。これをこうしたいから時間が少しほしいというのをどう伝えるかも大事なスキルと言えます。納期を守ることは絶対条件ですが、時には厳しいケースもあります。その時に、明確にその事実を伝え、別の機会で巻き返しにかかることをして帳尻を合わせるようなことも必要です。

 

イラストレーターと漫画家、それぞれに向いているのはどんな人?

漫画家に向いている人は、世界観がある。

漫画家に向いている人は自分の世界観を持ち合わせ、それをストーリーにつなげられる人です。また細かい世界観を大事にする人も向いています。誰も見ないような家具の模様や空に浮かぶ雲の形などにこだわり、それをこなしていける人は世界観を大事にする人であり、あとはストーリーさえ面白ければ、漫画家として成功する可能性は高まります。

 

イラストレーターが向いている人とは?

イラストレーターに関しては独自の作風、風合いを持ち合わせている人かどうかです。この絵はこの人にしか描けないという書き方をする人は基本的に重宝されます。たとえその人が絵がさほど上手でなく、本当にイラストレーターなのか?と思われる絵であっても味があれば認められるのがイラストレーターです。

両者に共通することは、ただきれいな絵を描いても、注目してもらえる可能性が低い点です。少女マンガが好きな女の子は誰もが漫画家に憧れ、同じような絵を描いていきます。しかしそれだけでは個性がなく、しかも自分の好きなものしか描けないため、絵を仕事にしていく上では難しいかもしれません。

 

イラストレーターと漫画家、どっちが狭き門?

狭き門かどうかで言えば、漫画家の方が大変な思いをします。イラストレーターは常に発注者の意向に沿ったものを描き続けるのが大変ですが、なりやすいのはどちらかとなると、イラストレーターと言えます。

 

漫画家はアシスタントから出発も多い。

漫画家は、漫画家の新人賞を獲得していきなりプロデビューというケースもありますが、基本的には漫画家のアシスタントになり、ひたすら絵を描いていく形です。またサラリーマンをしながら休みの日に漫画を描いてそれを持ち込むケースもあります。道はいくつもありますが、どれもハードであることに変わりはありません。

 

イラストレーターはデザイン事務所で下積み。

イラストレーターはデザイン事務所に就職し、そこで下積みを積んでいくのが一般的です。段々と大きな仕事を任してもらえていずれは独立するのがよくあるケースです。こうした仕事を通じて様々な人との人脈を作り、今度はその人脈で仕事をしていくことになります。イラストレーターの方がハードさは低いですが、人間の良さが大きなカギを握ります。

 

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