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超初心者向け!漫画のネームとは?|意味、作り方解説、作例まで
超初心者向け!漫画のネームとは?|意味、作り方解説、作例まで

ネームがどういったものなのかよくわからない方や、「そもそも本当に漫画を描くのに必要なのだろうか」と思われる方も多いかもしれません。

しかしネームとは、漫画を描くうえでとても重要な作業です。

この記事を読むことで、ネームの重要性と描き方を理解でき、それをご自身の漫画制作の工程にとり入れると、より一層おもしろい漫画を描けるようになります。

ネームとは

ネームと原稿の違い

ネームの説明をするときに、「漫画の設計図」という言葉がよく使われます。

ネームとは、漫画を原稿用紙に描く前に、別の紙にコマ割りやカメラアングル、セリフ、表情などを大まかに描いた「下描きの下描き」のことを指します。

ではなぜ「下描きの下描き」が漫画を描く際に必要なのか解説していきます。

漫画作りにおけるネームの役割とは

漫画ができるまでの流れ

まず、漫画制作には上記の図のような流れがあり、思いついた漫画を原稿用紙にいきなり描くものではありません。

特にプロの漫画家さんは漫画を描く際、かならずネームを描きます。

何故かというとネームは「漫画全体の設計図」であり、「規定ページ内で面白い漫画を作る」ために絶対に必要だからです。

例えば、みなさんが「机を作ろう!」と思ったとき、設計図なしで行き当たりばったりに作ろうとしても上手く作れないと思います。

机の設計図をあらかじめ作っておかないと、使いにくい高さの机や、欲しかったデザインとは程遠い机ができてしまうことでしょう。

漫画も同じです。

行き当たりばったりで作っていくと、既定のページ数内で話が収まらなかったり、思うほど面白くならなかったりします。

「規定ページ数内で面白い漫画を作る」ためには、何度も描き直しが必要です。

描き直しを「本番用の原稿用紙」でしてしまうと原稿用紙が汚れてしまうので、「原稿用紙に下描きをする前の下描き」を別の紙でする必要があります。

それがネームの役割です。

ネームを描くための準備

ネームの役割や重要性が理解できたでしょうか?

では、実際にネームを描くための準備をしていきましょう。

ネームを描くために使う道具について

ネームを描くための道具は基本的には自由ですが、アナログで紙に描く場合と、パソコンを使ってデジタルで描く場合で使用する道具は違います。

これからそれぞれ必要な道具を紹介していきます。

注意点として、「ネームのみの漫画賞」などに応募する場合は応募事項を確認し、既定のサイズや用紙に描かなければいけません。

アナログ原稿の場合

アナログで原稿を仕上げる場合、必要なのは以下のものです。

  • 鉛筆、もしくはシャーペン
  • 消しゴム
  • ルーズリーフ、コピー用紙、ノート、自由帳など(紙ならなんでも可)

前提としてなにを使ってもよいので、使い慣れたものを使いましょう。

ただし、紙についてはルーズリーフやコピー用紙など、紙が1枚1枚別々になっているものの方が、ページの入れ替えなどに気を使わなくてもいいという利点はあります。

デジタル原稿の場合

次にデジタルで描く場合ですが、アナログと違って原稿用紙のデータに直接描きこんでもかまいません。


何故ならデジタルは修正しても跡が残らず、原稿用紙が汚れることはないからです。

ただしデジタルで原稿用紙に直接描きこむ際は、ネームの段階で断ち切り線や内枠に絵を収めるなど、印刷時を想定して描いておかないと、原稿制作時に修正の手間が掛かることがありますので注意しましょう。

また、ネームはアナログで、原稿はデジタルで仕上げるという漫画家さんも多くいらっしゃいます。

その際は、アナログネームを自宅やコンビニのコピー機でスキャンし、データを原稿用紙に張り付けて下描きを描くこともあります。

プロットを作る

プロットとはネームの前段階の作業で、起承転結など、お話の大まかな流れを決める作業です。

プロットもネームと同じく漫画の設計図を作る作業ですが、ネームとは違いコマ割りや絵は描かず、文字だけでお話の大まかなあらすじを作っていきます。

ネームを描く前に描きたい要素やストーリー、セリフを文字で起こしたプロットがあるとストーリーがまとまりやすくなり、描いているうちに話が変わっていってしまったということが起こりにくくなります。

プロットの書き方については個人差が大きいです。

桃太郎を例にして様々なプロットの作り方を見てみましょう。

・ストーリーを最初から箇条書きにして作っていく方法。

→おじいさんとおばあさんがいる。おばあさんが川で桃を拾う。桃を持ち帰り、割ると男の子が……と、文字起こしをする。

・セリフを書き出して作っていく方法。

→「桃太郎さん桃太郎さん、そのきび団子をくださいな」「鬼が島へついていくならあげましょう」「ぜひお供をさせてください!」……と、キャラクターに言わせたいセリフから書き出す。


・描きたいシーンやイメージを最初に書き出して、それに整合性が出るように間を繋げる方法。

→「桃から赤ん坊が生まれるシーン」「男の子が動物を複数連れて歩くシーン」だけがまず浮かび、その間にストーリーを作る。

これらの方法、または複数の方法を合わせて話の大筋を作っていきます。


プロット作業では起承転結を作るのと同時に、それぞれのシーンに何ページ使うか、この時点である程度決めておくと、あとのネーム作業の目安にできます。


また、編集者さんや自分以外の人が見る場合は、ある程度人に伝わる書き方をすることが大切です。

しかしプロット作業の段階で作り込みすぎて、満足して燃え尽きないように注意が必要になります。

描くのは漫画であって小説ではありませんからね。

ネームの描き方

プロットで大まかなお話の流れが出来たら、それをもとにネームを描いていき、コマ割りやカメラアングル、キャラクターの立ち位置などを決めていきましょう。

ネームを描く際はなるべく簡略化しつつ、キャラの配置やコマ内の状況、セリフなどがわかるように描くことが重要です。

これから、作例を見つつネームを描く際に注意するべきポイントを解説します。

ネームを描く際の注意点

絵を描きこみすぎない

描き込みすぎていないネーム

まず、絵はネームの段階では描き込み過ぎない方がいいでしょう。

何故なら「描き直すのが惜しく感じてしまうから」です。

ネームの利点は、コマ割りや演出、絵などを何度でも練り直せるところにあります。

一生懸命に描きこんだ絵ですと、無意識に「これだけ描きこんだのだから、いい感じに見えるし、ここはいじりたくないな……」と思ってしまうものです。

これでは練り直しの幅を狭めてしまうことになり、そのシーンはそれ以上面白くなることはないでしょう。

簡単な絵で様々な演出を試してみてください。

みなさんの漫画の「面白くなる可能性」は潰さないようにしましょう。

表情がわかるように描く

表情がわかるネーム

次に、キャラクターの表情がわかるように描ましょう。

これは「下描きの段階で自分がなにを描きたかったか思い出す」ためです。

上記の図を見てもらえればわかるかもしれませんが、表情がある場合とない場合とではキャラクターの印象がずいぶん違います。

もちろん下描きの時点でネームから表情を変えることもありますが「そもそも、ここではどんな表情をさせたかったんだっけ……?」ということを思い出せなければ、ネームでせっかく考えた演出が崩れることに繋がります。

キャラクターの表情も演出の一つなので、きちんと雰囲気がわかるように描きこんであげましょう。

状況がわかるように描く

状況がわかるネーム

最後に、カメラアングルやキャラクターの立ち位置が分かるように描きましょう。

こちらは先ほどと同じで「下描きの段階で自分がなにを描きたかったか思い出す」ために必要です。

上の図を見ていただいてもわかるように、「おしい」の方ではAとBのキャラクターがどの位置でどのようなポーズをしているのか、また、どのようなカメラアングルで見ている絵なのかわかりません。

もちろん構図が難しい場合は文字で描きこみ、後で下描きの際に資料を調べて描くという手もあります。

大切なのは自分自身が完成図をイメージできるネームであるかどうかです。

お題でネームを練習する

ネームの描き方が分かったところで、練習として以下の例題プロットを元に、1~2ページの漫画になるようにネームを描いてみましょう。

少々のセリフ変更や追加をしていただいてもかまいません。

自然に読める漫画のネームを作ってみましょう。

例題プロット:「天才だけど、恋になるとなんか方向性が変なアプローチしちゃう女の子」

(ナレーションモノローグ)アン・ヴェルリーデは魔法薬生成の天才である。
今日も彼女は新薬の研究に励む。

(以下全部「」はアンのセリフ)

「今日は惚れ薬を作ろう」
「後輩(あいつ)に飲ませてからかって遊ぼう」
「まず大鍋にカエルの臓物、マムシの皮、悪魔の舌を放り込んでから粉状にした竜の牙を…(etc.)」(言いながらぽんぽん材料を放り込んでいく)

「…それから、最後に…」

「…あいつの、好きなところを書いた手紙を…入れて…」(ちょっと頬を赤らめる)

「…これで完成!よーし飲ませるぞー!」

(ナレーションモノローグ)手紙を直接渡した方が早いことには気が付かないアンであった。

サンプルのキャラクターデザイン

こちらのキャラクターデザインを使って自由にネームを描いてみましょう。

講師の作例

みなさん、何ページのネームに仕上がりましたか?

1~2ページを多いと感じた方も、少ないと感じた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

それでは、先ほどの「天才だけど、恋になるとなんか方向性が変なアプローチしちゃう女の子」の例題でegacoの講師陣もネームを描きましたので、作例として見てみましょう。

同じ物語でも描く人が違うとできあがるネームも違うものになるのがわかりますよ。

講師Aのネーム

講師Aのネーム例

まずは講師Aのネームです。

こちらは1ページのネームに仕上がっています。

さっくりと読めて、話の流れもわかりやすく、きれいにまとまっていますね。

また、最初のコマで薬を作っている場所の描写などもあり、簡素な絵でもしっかりとカメラアングルと場所の雰囲気が伝わります。

そして、セリフを読ませるための視線誘導もきちんとしていて、ストレスなく読める漫画になっていますね。

1ページの中にぎゅっと主人公の魅力が詰まったネームでした。

講師Bのネーム

講師Bのネーム例1頁目
講師Bのネーム例2頁目

続いては講師Bのネームです。

こちらは2ページのネームに仕上がっています。

講師Aのネームと比べると、ネームに書いていないセリフなども少し追加されていたり、ジョッキに薬を入れるといった行動を描写するコマが多くなっています。

突っ込みどころのある行動の描写などを入れることで、少し長くても読者を飽きさせない工夫がされていますね。

また、ページの切り替えで主人公の雰囲気の切り替えを行っていたりと、演出にこだわったネームになっていました。

作ったネームを練り直す

それでは最後にネームの練り直しを行ってみましょう。

他のコマ割りやカメラアングルをネームの時点で試して、今のネームがさらに面白くなる可能性を探していきます。

例題として、先ほどの講師Bのネームを少しだけ変えてみました。

変更前後のネーム比較画像
コマ割りを変更した例

上記画像は、コマ割りを変更した例です。

下段の「粉上にした竜の牙を…(etc.」のコマのセリフをひとつ前のコマに入れることで、コマの数を減らしました。

この変更によってテンポが良くなり、勢いよく全ての材料を投げ込んでいる雰囲気が増したように思いませんか?

こういったコマ割りの変更を簡単にできるのもネームの良いところです。

これを原稿用紙にきっちり下描きを描きこんだ状態から直そうと思うと……漫画が良いものになるとわかっていても、なかなか手が進みませんよね。

講師Bのネームを変更
ラスト2コマを変更したネーム例

上記は最後の2コマの絵を変更した例です。

まがまがしい薬のビジュアルをしっかり見せることで、恋になると変なアプローチしちゃうという女の子のキャラクターがより強調されました。

また、最後に上機嫌で飲ませる相手を探しに行く主人公で終わることで、物語が続きそうな演出に変更しました。

このように、絵や構図の変更で全体の印象を考えることも、ネームだと簡単にできます。

ネームで様々な演出を試す練習をして、みなさんの漫画をどんどん面白いものにしていきましょう。

さらにネームを上達するには

ネームの重要性とその描き方を理解していただけましたでしょうか。

漫画作りの流れを理解したうえで、ネームを自分の漫画制作に組み込めるようになると、もっと作品のクオリティが上がり、より面白い漫画を描けるようになるはずです。

是非試してみてくださいね。

しかし更なる上達のためには、ネームやプロットを作るだけではなく、自分の漫画の課題を見つけ修正を繰り返すことが大切になってきます。

自分の漫画の良し悪しを自分で判断するのはなかなか難しいものです。

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