
イラスト・マンガ教室に通う生徒様の添削事例を掲載しました。ポーズや髪の描き方をもっと上達したい方はぜひ参考にして練習してみてください。
もし文章だけでわからない方は、イラスト・マンガ教室で上達される方法をおすすめします。人がびっくりするくらいクオリティーが高い作品が描けるよう、一緒に頑張りましょう!
添削事例を紹介!授業で描いたポーズの添削

講師からのアドバイス
全身のバランスがとてもよく取れています。
ただ細かいところに関して若干のブレがあるので、量をこなしてゆっくり身につけていきましょう。
具体的な改善と指摘ポイント
- おでこのラインが急すぎます。
- もっとぐっと重心が手首の方へくるように描きましょう。
- 床面に接している下腿のお肉がつぶれてしまっています。
- 余りの髪のカーブに気をつけましょう。
- 背中からおしりへのラインにも気をつけてください。
このポーズを描く時に気をつけるべきポイント
- おでこを描く際、球体を意識して描きましょう。おでこの形を間違えてしまうと、前髪の形にも影響が出てしまいます。
- 重心がどこにかかっているのか意識して描く癖をつけましょう。意識して描けるようになると全体のバランスがより良く描けるようになります。
- ゆったりと髪の毛が結ばれている場合、後頭部にあたる髪の毛にたるみが出てくることがあります。これに関しては髪型の好みもありますが、自然な感じや生活感を出したい場合、後頭部の髪のカーブやゆるやかさ、後れ毛にも注意して描きましょう。
- 衣服を着ているので背中やお尻のラインが把握しづらいかと思いますが、衣服で見えない体の部分と衣服の皺はどちらに向かってひっぱられているのかを意識して描くと綺麗なラインを描くことができます。また資料がある場合はしっかりと確認しながら描くことも上達への近道となります。
この作品を改善するためのおすすめの練習法
- おでこのラインを描く場合、まず球体を描き、目の位置にあたるところには横線、耳の位置付近には縦線を描いてアタリを取ります。
こうすることでおでこのラインが失敗しづらく、綺麗な形をとることができます。 - ただ資料を見て描くのではなく、「どうしてこの衣服のシワはこういう形になるんだろう?」「重心はどこにかかってるのかな?」など意識して資料を見ることも大事です。あるものをただ描くのではなく、どうして?と考えて描く癖をつけましょう。
より自然な髪の毛の描き方について添削

髪の毛をパーツに分解!より自然に描こう!
キャラクターはお上手に描けていると思いますので、更によくなるように髪の毛の自然な描き方をご説明いたします。指の長さと耳の形についても簡単に添削させていただきました。
具体的な改善と指摘ポイント
髪の毛は大きく分けて
- 前髪(まえがみ)
- 横髪(よこがみ)
- 後ろ髪(うしろがみ)
の3つのパーツで考えると良いです。つむじの場所を意識して、そこから流れているように描きましょう。
髪の毛の束(たば)は同じ太さにせず、細いものと太いものを分けてランダムに描くと自然な感じになります。まずは大きな束を描き、そこから細い髪を追加すると描きやすいです。
髪の毛を描く時に気をつけるべきポイント
つむじの場所・髪の毛の流れをはっきりさせよう!
つむじの場所はどこにあるのかを確認し、髪の毛の流れがどこに向かっているのかを意識して描くことで、より自然な髪の毛のラインと流れを描くことができます。
まずは大きな髪の毛の束から描こう!
髪の毛を描くのはとても難しいので、いきなり細やかな髪の毛の線まで描かず、大きな束から描きましょう。最後に細い髪の毛の線を足していくことで、綺麗な髪の毛を描くことができます。
髪の毛を上手く描くためのおすすめの練習法
最初はアニメのイラストを参考に描こう!
大まかな形を理解するために、アニメのイラストを参考にすると良いです。アニメ絵は極力線を少なく描かれており、無駄な線が少ない傾向にあります。そのため複雑な髪の毛を描くのに慣れるためにとても勉強になります。
巻き髪・パーマはリボンを参考にして練習しよう!
巻き髪などウェーブやパーマがかかった髪の毛を描く時は、リボン(プレゼント包装などのラッピングで使用されるもの)をくるくると巻いてみたものを観察してみると良いです。






- 教室の雰囲気や講師の人柄を確認できる!
- 個別に受講内容提案をしてもらえる!