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起承転結は漫画制作の基本!パート毎の役割を理解し面白い作品を描こう!
起承転結は漫画制作の基本!パート毎の役割を理解し面白い作品を描こう!

マンガの起承転結ストーリー講座

もっと面白いマンガが描きたい方は、面白いストーリーを作る必要があります。

面白いストーリーを作りたいときに役に立つのが「起承転結」です。

起承転結はうまく使うことで、読者を飽きさせず、作品の世界により引き込むことができます。

ここでは起承転結を、起・承・転・結の4つのパートに分解し、それぞれの役割や目的について紹介しました。バトルマンガや少女漫画の起承転結など、具体例も記載しました。

もっと面白いマンガを描きたい方は、ぜひ参考にしてみてください!

漫画における起承転結とは?

漫画には必ずストーリーが存在し、また面白さが求められます。

起承転結とは、漫画を面白くするために必要な要素です。

冒頭から締め(オチ)までのストーリーを4段階で構成し、『導入』『タメや伏線』『クライマックス』『締め』といったように、

それぞれに役割を与えることでストーリーに波が生まれ、『読みごたえ』につながります。

「起」の内容、役割とは?

冒頭部分にあたり、ストーリーの導入部分になります。

最初の方のページになるので、ここで世界観やキャラクターの説明を行います。

読者が置いてけぼりにならないように丁寧に描かなければいけない一方、ここがつまらなければ以降は読まれないことも多く、

読者の目を引くような演出やキャラクターを見せる必要があり、それ故一番構成が難しい部分でもあります。

承の内容、役割とは?

『転』に向けてタメや助走を付ける部分です。

少しずつ情報を出していく部分なので起承転結の中で最も盛り上がりがない部分になりますが、

物語やキャラクターの根幹にまつわる『伏線』を張っておくことで、「序盤のアレはこういうことだったのか!」と『転』や『結』に至った際に満足感を与えることが出来ます。

転の内容、役割とは?

『悪者を倒す』『恋愛が成就する』というような、物語の展開が大きく動き、一番の盛り上がりとなる『クライマックス』の部分です。

『承』で作ったタメや助走から一気に駆け上がり、また序盤で張った伏線を回収することで読者に爽快感や満足感を与えることができます。

これを『カタルシスを得る(感じる)』と言います。

漫画では最もページ数を割く部分で、大ゴマを使って印象的なカットで表現します。

結の内容、役割とは?

物語の締め(オチとも言います)の部分です。

着想の段階でこの部分を思いつくケースも多く、着地点を決めておくと綺麗に締めることが出来ます。

そのようにあらかじめ結末を設定し、そこからさかのぼってストーリーを作っていく手法を『帰納法』と言います。

序盤で張った伏線をここで回収し、どんでん返しで締めるというパターンもあります。

起承転結が使われる目的ってそもそも何?

漫画・アニメ・ゲーム・映画・小説と、どんな形態の作品でも盛り上がりがなく、

平坦なストーリーでは面白みがなく、つまらない作品になってしまいます。

ストーリーに波を作り、盛り上がりを描くことで読者はカタルシスを感じられます。

起承転結とは、飽きがなく、読者の心をつかむための手法なのです。

起承転結の配分の仕方とは?

クライマックスになる『転』の部分は一番の見せ場になり、大ゴマも使用したりするので、最も多くページ数を配分します。

冒頭にキャラクターや世界観の説明を丁寧にした方が良いので、次点で『起』の部分を多めに割り振ります。

反対に『結』は締めの部分なので、数ページ以内でまとめられます(構成によっては数コマ程度でまとめているものもあります)。

ページ配分の比率としては、『転』>>『起』>『承』>『結』とすると抑揚のあるストーリー構成にしやすいです。

※あくまで目安なので、作品によって差はあります

マンガ起承転結の例を具体例で見てみよう!

恋愛漫画での起承転結の例

恋愛マンガのイラスト

高校生でグライダー作りに熱中している主人公は、オタクっぽさから彼女ができないことをクラスの友人たちからからかわれる。

夏の放課後、ひとりでグライダー作りをしている最中にヒロインと出会う。

主人公を発見した友人たちから声をかけられ、ヒロインを紹介しようとしたら姿を消していた。

後日、ヒロインと再会した主人公。彼女は主人公の趣味に興味を持ち、一緒にグライダー作りに打ち込む。

主人公はヒロインのことを次第に好きになっていく。

主人公はヒロインに告白しようとすると、それを悟られ、逃げられてしまう。クラスメイトに話を聞くと、ヒロインの存在を認知しているのは主人公だけだった。

見つけたヒロインに理由を聞くと、実はヒロインは幽霊で、もうすぐ消える運命だったのだ。

『青春を謳歌したい』というヒロインの望みを果たすため、主人公は完成したグライダーを空に飛ばす。

二人は涙を流しながら笑顔で別れの言葉を交わし、ヒロインは成仏する。

後日、なぜか成仏したはずのヒロインと再会し、驚愕する主人公。

実はさらにヒロインは幽霊ではなく生き霊で、願いが成就したことで昏睡状態から目覚めたのだった。二人は笑い合い、駆け出していく。夏の青空のカットで〆。

バトル漫画での起承転結の例

こんなマンガの一コマが描けるようになります

ヒロインは中学の頃に仲の良かった幼馴染を事故で失ってしまう。

それ以降やさぐれて夜遅くまで家に帰らない日々を送っているさなか、人間に擬態した怪物に襲われる。

そこへ主人公が登場し、怪物を退ける。ヒロインに日常の裏ではびこる侵略者について説明する。

ヒロインを助ける際、主人公は傷を負ってしまう。

傷ついた身体で再び怪物と戦う主人公。実は主人公はヒロインの幼馴染で、交通事故ではなく怪物に襲われて瀕死の重傷を負ったのだった。

偶然から怪物と同化することで力を得、それ以降影からヒロインや人々を守り続けていた。それを知ったヒロインの声援により、無事怪物を打ち倒す。

「これからはずっと一緒」とヒロインに抱きしめられ、ヒロインの一番近くで共に平和を守り続けていこうと誓う主人公。

 

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イラスト・マンガ教室egaco(エガコ)
この記事を書いた人
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