![車の描き方を簡単3ステップで!失敗しない車イラストは構造の理解から](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00001_hyoushi.jpg)
現代の生活の様子を描く上でも欠かせないモチーフである車。
イラストで車を描いてみたいけど、うまくいかなかった……そんな経験ありませんか?
車を描くコツは「構造を知る」ことです。車が描けると、イラスト表現の幅がぐんと広がります。
この記事は車の描き方を知りたい方へ、どう描けば失敗しないかをお教えいたします。
車の構造を勉強し、車マスターになりましょう!
車の構造を知れば、車が描きやすくなる
![車イラストのポイント](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00002_kuruma-1024x683.jpg)
まず、車を描くうえで無くてはならないものを整理しましょう。
大きくまとめて以下のものを描き入れればおおよそ車に見えます。
- タイヤ
- カウル
- ミラー
- ヘッドライト
車種により細かな差はありますが、これら4つの要素は普段見かける一般車両すべてに備わっています。
これら4つのどれかが欠けている場合、それは違和感として受け手に伝わってしまいます。
最低限これらを描き入れるのを忘れないようにしましょう。
車の種類を描き分けて場面に合ったチョイスをしよう
一口に車と言えど、使う場面でのTPOをわきまえることも重要です。
「セダン」と「バン」に分けて車種ごとの形の違いを勉強しましょう。
セダン
![セダンの車のイラスト](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00003_sedan-1024x683.jpg)
座席とトランクが分かれており、横に長い形をしています。
日常生活の中でもとくに見かけることの多い車種です。
バン
![バンの車のイラスト](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00004_ban-1024x683.jpg)
座席とトランクの区別がなく、高さも備えた大容量の車種です。
セダンよりも四角張ったフォルムをしています。
ミニバンと呼ばれる車種も、こちらのバンをもとに開発されています。
その他
![その他の車のイラスト](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00005_sonota-1024x683.jpg)
上記の2つ以外にも車の種類はたくさんあります。
クラシックカー、レースカー、トラックを画像で掲載していますが、
最低限タイヤが4つあれば車に見えます。
車の簡単な描き方手順を分かりやすく解説
車を描くときは「大まかに形をとる」→「タイヤを描く」→「ディティールを描く」の3段階で進めましょう。
手順1:車の形をとる
![アイレベルに沿って直方体を描く](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00006_kakikata1-1024x683.jpg)
まず大まかに車の形を取ります。
クリップスタジオでレイヤーを作り、下書きを進めましょう。
![四角形を削りだすようなイメージで車の形を下書きしていく様子](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00007_kakikata2-1024x683.jpg)
車は最初から細かいところを描こうとしてはいけません。
彫刻で石を削りだすように形を整えましょう。
![車のパーツを大まかに取りましょう](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00008_kakikata3-1024x683.jpg)
手順2:タイヤを描こう
![タイヤを別レイヤーで描いているイラスト](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00009_kakikata4-1024x683.jpg)
つぎにタイヤを描き入れます。
ひとつのレイヤーで線画を進めると調整が難しいため、必ず本体とタイヤでレイヤーを分けましょう。
![レイヤーを分けてタイヤを描き入れる様子](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00010_kakikata5-1024x683.jpg)
手順3:ディティールを描く
![タイヤの描き込み方法](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00011_kakikata6-1024x683.jpg)
細かい部分を描き入れるとより車らしく見えます。
冒頭で説明した箇所以外に車に備わってるものを描き入れましょう。
ディティールをしっかり描くことで車の魅力を引き出せます。
車の描き方コツを具体例で紹介!
車と他のモチーフを交えて描くと、イラストの世界により深みを持たせられます。
車を描いた絵だけでは満足できない場合、車以外の要素を描き入れてみましょう。
人物と車を一緒に描くときは?
![車と人物の対比。車高と身長を示し図解](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00012_size-1024x683.jpg)
人物と車を描くとき重要なのは、大きさの比率です。
車種に合った人物の大きさに調整しましょう。
車の内装を描くときは?
![車の内装のイラスト解説](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00013_zaseki-1024x683.jpg)
車の内装は人間が使いやすいよう、各部位に座りながら手が届く範囲で設計されています。
こちらも人物が乗り込んだ時のイメージを持ちながら描いてみましょう。
車をデフォルメして描いてみよう
車を描く楽しみは正しくリアルに描くばかりではありません。
車をデフォルメし、描きたい作風に合ったデザインにしてみましょう。
パーツを誇張して表情があるように見せる
![パーツを誇張した車イラスト](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00014_deforume-1024x683.jpg)
フロント部分の各パーツを大きく見せたり形を変えたりして車に表情を出してみましょう。
車には人間の顔のように見せられるパーツがたくさんあります。
動きをつけて生き生きとした様子を描き出す
![動きをつけて生き生きとした様子の車イラスト](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00015_deforume2-1024x683.jpg)
車に動きをつけるとき、実際に車で動く箇所をより誇張することも大切です。
サスペンションの沈み込みやタイヤの歪み、ぶつかったときの表現、動かせるポイントはたくさんあります。
サスペンションとは?
タイヤと車体の間にある緩衝材です。乗り手や車体への衝撃を和らげるためにつけられたものです。
丸く形を取ることで愛嬌のある車に
![愛嬌を感じる車の作画コツ](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00016_deforume3-1024x683.jpg)
デザインを丸く描くことで、愛らしさを見せられます。
ポップアートのような仕上げにもチャレンジしましょう!
おわりに
![車の描き方のまとめ](https://comic.smiles55.jp/wp-content/uploads/2021/09/00017_seen-1024x683.jpg)
車を描き入れることで、表現できるイラストの世界はぐっと広がります。
車に乗ってドライブに興じるカップル、車で大陸を旅している人、車道でタクシーを止めようとする人など、車が関わる場面や車があると自然に見える場所はたくさんあります。
もっと車のイラストを上手に描きたい方はイラスト・マンガ教室egacoでのご受講もおすすめします。
![](https://comic.smiles55.jp/wp-content/themes/egaco/assets//images/illust/a1.png)
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![](https://comic.smiles55.jp/wp-content/themes/egaco/assets//images/illust/a2.png)
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