目指すは万バズ?イラスト投稿おすすめSNSと継続のコツ

この記事はイラスト・マンガ教室egacoの講師(イラストレーター・マンガ家)が商業制作などで磨いた知識や技術をもとに作成しています。より自分の描きたいものに合わせた内容を知りたい方は、egacoでの個別指導レッスンの受講をおすすめします。
目次
せっかく描いた渾身のイラスト…。SNSに投稿するなら、もっとたくさんの人に見てほしい!
そう思って、この記事に出会ったのではないでしょうか。
イラスト投稿におすすめのSNSはずばり、「X(旧Twitter)」です。
ユーザー数が圧倒的に多く、拡散しやすい仕組みが豊富なX(旧Twitter)は、どのようなジャンルのイラストレーターにとっても、必ず活用するべきSNSです。

- 【アート系・海外向けイラストにおすすめ】Instagram
- 【収益化したい人におすすめ】Pixivなどのイラスト投稿サイト
- 【拡散のチャンスを増やしたい人におすすめ】その他のSNS
このように、SNSでイラストが「バズる」かどうかは、イラストのクオリティだけで決まるものではありません。
投稿する時間帯やタグの使い方など、テクニック的な要素も大きく影響しており、バズるためには戦略的な視点を持つことも必要です。
そこで今回は、プロとして活躍しながらイラスト・漫画教室「egaco」の講師として活動する先生方にアドバイスをいただき、以下の内容をまとめました。
- ・イラストを投稿するのにおすすめのSNS
- ・SNSでバズるためのイラスト投稿テクニック
- ・SNSにイラストを投稿するときのルールやマナ―
今回ご協力いただいた先生方は、以下の3名です。

この記事には、実際にプロとして活躍する先生方だからこそ伝えられるアドバイスが詰まっています、
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。


1. イラスト投稿するSNSは「X(旧Twitter)」が絶対おすすめ

冒頭でお伝えしたように、最初に選ぶべきSNSはずばりX(旧Twitter)です。
X(旧Twitter)は、日本人口の約54%が利用する大手SNSです。
イラストファンをはじめ、企業や著名人まで幅広いユーザー層に利用されており、イラストを多くの人に見てもらうチャンスが期待できます。
参考:「X Corp. Japan 株式会社」への社名変更のお知らせ
他にも、X(旧Twitter)がイラスト投稿に適している理由として、次の点があります。
- リポストやハッシュタグなど、拡散しやすい仕組みが豊富にある
- 制作過程やラフ画、練習中のイラストも気軽に投稿しやすい
- 二次創作や企画タグが盛んで、ユーザー同士の交流が活発にある
このように、投稿時間やタグの使い方、イラストのトレンドなど、あらゆる情報が豊富に共有されている点も、X(旧Twitter)の強みです。
「どう投稿すればバズるのか」が調べやすく実践しやすい環境が整っているため、最初に始めるイラスト投稿SNSとして非常におすすめなのです。


2. 【X(旧Twitter)以外】イラスト投稿SNSのおすすめ一覧

前章で解説したように、X(旧Twitter)は拡散力では非常に優れたSNSです。
一方でX(旧Twitter)のコンテンツは流れが速く、投稿は数日で流れてしまうという欠点もあります。
そこで、以下のような特色あるSNSと併用することで、イラストをより多くのユーザーに届けやすくなります。
- 【アート系・海外向けイラストにおすすめ】Instagram
- 【収益化したい人におすすめ】Pixivなどのイラスト投稿サイト
- 【拡散のチャンスを増やしたい人におすすめ】その他のSNS
それでは、各SNSの特徴について詳しく解説していきます。
2-1. 【アート系・海外向けイラストにおすすめ】Instagram
Instagramは、写真や動画など視覚的なコンテンツに特化したSNSです。
日本国内だけでなく海外にも利用者が多く、アニメイラストに限らず美術やアートに関心の高い幅広いジャンルのユーザーが集まっています。

Instagram最大の特徴は、投稿がプロフィール画面で一覧表示される点です。
自分の作品を一覧できるため、将来ポートフォリオのように活用することもできます。
X(旧Twitter)と比較すると、以下のような、完成度が高くアーティスティックなイラストが評価される傾向があります。
- 風景や背景を重視したイラスト
- 色彩や構図にこだわったアート系イラスト
- 抽象的な表現やコンセプトアートなどのイラスト
他にも、以下のようなイラストを投稿する場合も、海外ユーザーに届きやすいInstagramがおすすめです。

2-2.【収益化したい人におすすめ】Pixivなどのイラスト投稿サイト
イラストを仕事にしたい、あるいは収益につなげたいと考えている人には、Pixivなどのイラスト投稿サイトも活用しましょう。
前述のとおり、X(旧Twitter)には投稿の流れが速く、過去の作品が埋もれやすいという弱点があります。
その点、作品がアカウントごとに整理・一覧表示されるイラスト投稿サイトでは、ユーザーがいつでも過去の作品を閲覧できるというメリットがあります。

おすすめのイラスト投稿サイトは以下の2つです。
サイト名 | 特徴 |
Pixiv(ピクシブ) | 日本最大級のイラスト投稿サイト。 二次創作・オリジナル作品を問わず多数の投稿が集まり、タグ・ランキング・ブックマークなど機能も豊富 |
GALLERIA(ガレリア) | 一次創作・オリジナル作品中心のイラスト投稿サイト。評価機能は最小限でユーザー同士の交流よりもポートフォリオとしての機能に充電を置いている |
特にPixivでは、有料会員限定機能やクリエイター支援機能(Pixiv FANBOX)を活用して収益化することもできます。
収益化やイラスト案件の獲得を目指すなら、SNSと併せて投稿サイトをうまく活用することが重要です。

2-3. 【拡散のチャンスを増やしたい人におすすめ】その他のSNS
ここまで紹介したInstagramやイラスト投稿サイト以外にも、イラスト投稿に活用できるSNSは数多くあります。
それぞれに異なる特徴があり、メインとなるX(旧Twitter)と連携させて使い分けることで、より多くのユーザーに作品を届けやすくなります。
主なイラスト投稿向けSNSは以下の3つです。
SNS名 | 特徴 |
Pinterest(ピンタレスト) | ・ユーザーはテーマごとにボードを作成し、画像を掲示して共有できるSNS ・投稿から他SNSや他ページへ誘導できる ・クリエイターのインスピレーション収集の場としても活用されている ・投稿がGoogle検索に表示されることもあり、長期的に見てもらえる |
TikTok | ・15秒〜3分程度の短い動画を投稿できるSNS ・音楽やエフェクトを加えた動画が、タイムライン上で自動再生される ・制作過程のタイムラプスやコマ撮りアニメなど多彩な形式で投稿できる ・TikTokでの拡散が、Xのフォロワー増加にもつながる |
note | ・画像とテキストを組み合わせた記事形式で投稿できるブログのようなSNS ・作品の解説や制作意図など、Xで伝えきれない背景を丁寧に届けられる ・有料記事やクリエイターサポート機能など収益化手段も用意されている |
このように、各SNSにはそれぞれ異なる強みがあります。
X(旧Twitter)を中心に、自分の目的に合ったSNSを組み合わせることで、より効果的にイラストを投稿することができますよ。

3. 【難易度順】SNSでバズるためのイラスト投稿テクニック8つ

ここまでの章では、イラスト投稿におすすめのSNSについて詳しく解説してきました。
しかし、ただユーザー数の多いSNSを選ぶだけでは、バズることはできません。
冒頭でも触れたように、イラストをSNSで拡散させるには、投稿のテクニックやSNSの仕組みを理解することが大切です。
この章では、先生方からいただいたアドバイスを中心に、SNSでバズるためのイラスト投稿テクニックとして以下の8つを紹介します。
- 18〜22時に投稿する
- ハッシュタグは流行のものを1〜2個に絞って付ける
- イラストはスマホ表示での見栄えを確認する
- 人気作品の二次創作にチャレンジする
- トレンドネタや人気企画に参加する
- SNSの特徴にあった作風のイラストを投稿する
- 週1枚以上のペースで継続的に投稿する
- SNSのアルゴリズムを理解し、投稿に反映する
それでは、それぞれのテクニックについて解説していきます。
3-1. 18〜22時に投稿する
イラストをSNSに投稿するときは、夜のゴールデンタイムと呼ばれる18時から22時の間に投稿しましょう。
テーマやクオリティが同じイラストでも、投稿する時間帯やタイミングによって、反応の数が大きく変わります。
最も反応が得られやすいのは、みんながSNSを見ている以下のような時間です。
- 仕事や学校が終わる18時から22時の間
- 通勤・通学中のSNS利用が増える朝8時前後
- 土/日/祝日の午前10時~12時頃

SNSでは、投稿後すぐにユーザーからの反応が集まると「人気の投稿」と判断され、さらに多くの人のタイムラインに表示されやすくなります。
つまり、反応の起きやすい時間帯に投稿することで、より多くの人の目に留まり、バズにつながる可能性が高くなるのです。
3-2. ハッシュタグは流行のものを1〜2個に絞って付ける

SNSでの投稿では、「たくさんタグを付けたほうが流入につながるのでは?」と考えがちです。
しかし実はその逆で、タグは厳選することで、反応が得られやすくなるケースがほとんどです。
またSNSによってはタグの付けすぎは迷惑行為とみなされ、表示頻度が下がることもあります。
例えばInstagramの場合、「最も効果的なタグ数は3〜5個」であり、それ以上の使用は表示頻度が落ちるリスクがあると報告されています。
それでは、適切なタグはどのように選べばいいのでしょうか。


流行のタグは時期やSNSによって変わりますが、X(旧Twitter)では次のようなものがよく使われています。
- #絵柄が好みって人にフォローされたい
- #イラスト好きさんと繋がりたい
- #初夏の創作クラスタフォロー祭 など
上記のような適切なタグを厳選してつけることで、検索されやすさとイラストの見やすさを両立させることができます。
タグは、ネットミームや企画に関連するタグを取り入れるのも効果的です。
ぜひ「3-5. トレンドネタや人気企画に参加する」も参考にしてください。
3-3. イラストはスマホ表示での見栄えも確認する
イラストをSNSに投稿するときには、スマートフォンでどのように表示されるかを意識することが大切です。
というのも、SNSを利用している多くのユーザーが、スマホから投稿を閲覧しているからです。
SNSで注目を集めるためにはスマホからの見栄えをチェックすることが欠かせません。
イラストはパソコンやタブレットなどの大きな画面で制作することが一般的です。
しかしそのままSNSに投稿すると、スマホ画面では以下のような意図しない見え方になってしまうことがあります。
- 顔などの重要な部分が切れてしまっている
- メインとなる部分が目立たなくなっている
- 縦横比が崩れ、イラストが引き伸ばされたり潰れたりする など
サムネイルが上記のようになっていると、投稿が表示されてもクリックされず流れてしまいます。

スマホでの見栄えをよくするためには、イラストを描くときに以下の点を意識することが効果的です。
- 細かい描き込みよりも、パッと見て印象に残る構図を意識する
- 顔や目など視線を集めやすい部分を中央に配置する
- 色彩や形のコントラストをはっきりとつける など
バズを狙うには、イラストの完成度だけでなく、ユーザーに「どう見られるか」までを考えることが大切です。
イラストを描くときはスマホ画面での見え方を確認する習慣をつけましょう。

3-4. 人気作品の二次創作にチャレンジする
SNSでイラスト投稿を始めたばかりのときには、人気作品の二次創作からスタートするのがおすすめです。
どれほど完成度の高いオリジナル作品であっても、知名度のないアカウントが最初から多くの人の目に留まるのは簡単ではありません。
まずは人気ジャンルのイラストを描くことで、作品名やキャラクター名で検索する人の目に留まるチャンスが増え、イラストを見てもらえる確率が高くなります。

ただし、二次創作には必ず守るべきルールやマナーがあります。
多くの作品では暗黙の了解として二次創作が黙認されているものの、なかには公式がガイドラインを明示し、特定の制限を設けているケースもあります。
二次創作を行う際は、必ず事前に公式のガイドラインを確認し、禁止事項や制限内容を厳守するようにしましょう。
3-5. トレンドネタや人気企画に参加する
人気作品の二次創作と同様に、トレンドネタやネットミームに乗せてイラストを投稿することで、多くの人に見てもらえるチャンスが広がります。

例えば、拡散中のネットミームや「○○風に描いてみた」などの企画に合わせてイラストを投稿すると、検索やタグ経由での閲覧・リアクションが得られやすくなります。
なおトレンドを取り入れるには、今どんな話題がSNS上で盛り上がっているかを把握することが大切です。
具体的には、以下のような方法で最新情報をチェックしましょう。
- 人気のクリエイターやイラストレーターの投稿を定期的に観察する
- フォロー中のアカウントの最新投稿を参考にする
- 「イラスト」「絵描き」などのキーワードで最新投稿順に検索して直近の流行を調べる など
上記の方法をこまめに実践することで、タイミングよくトレンドに乗った投稿ができるようになり、バズる確率を格段に高めることができます。
3-6. SNSの特徴にあった作風のイラストを投稿する
イラストをSNSに投稿するときには、SNSのユーザー層や好まれている作風に合わせることが、大切です。
なぜなら、「2-1. 【アート系・海外向けイラストにおすすめ】Instagram」でも触れたように、各SNSには好まれる作風の傾向があり、同じイラストでも投稿先によって反応が大きく変わることがあるからです。
例えば、主なSNS2つで人気のある作風には以下のような違いがあります。
SNS名 | 特徴 |
X(旧Twitter) | ・はっきりとした構図や配色のイラスト ・トレンド感や話題性のあるイラスト ・わかりやすいパロディや流行キャラのファンアート など |
・美しさや世界観を重視した完成度の高いイラスト ・余白やレイアウトも含めてデザインが整ったイラスト など |
このように、各SNSには「バズりやすい作風」に明確な違いがあります。
もちろん、自分の作風を無理に変える必要はありません。
しかし、構図や配色、加工方法を工夫するだけでも、投稿先のSNSになじみやすくなります。
SNSにイラストを投稿するときには、投稿先に合わせた作風も意識してみましょう。
3-7. 週1枚以上のペースで継続的に投稿する
SNSでは、週1枚以上の頻度で投稿を続けることが大切です。

SNSでは、投稿の頻度が「アカウントが今も活動している」ことの証です。
継続的な投稿によって、タイムライン上に表示されやすくなり、自然と新たな人に発見される機会も増えていきます。
投稿間隔が空いてしまうと、タイムラインへの表示機会が減るだけでなく、既存のフォロワーが離れてしまうこともあります。

投稿する内容は、必ずしも完成した新作である必要はありません。
例えば、以下のような投稿でも十分に関心を引くことができます。
- 過去作のリメイクや現在とのビフォーアフター比較
- 制作過程の紹介(メイキングやタイムラプス動画など)
- イラストのリクエスト募集企画
- 完成前の一部(顔や手元、色塗りの一部など)の先行公開 など
このように、完成イラストの発表に限らず、情報を定期的に発信することが、フォロワーとの交流を深め、新たなファンを獲得するきっかけになります。
3-8. SNSのアルゴリズムを理解し、投稿に反映する
繰り返しになりますが、投稿の見られ方はイラストのクオリティだけでなく、SNSごとのアルゴリズムにも大きく左右されます。
そもそもアルゴリズムとは、ユーザーの行動に基づいて、投稿をタイムラインや「おすすめ」にどの順で表示するかを決める仕組みのことです。

つまり、どんなに優れたイラストでも、「どのように投稿したか」によって、見られる回数は大きく変わってしまうのです。
アルゴリズムの詳細はSNSによって異なり、かつ多くの場合その詳細は一般公開されていません。
それでも、マーケティング会社などの研究により、共通して次のような投稿やアカウントがアルゴリズムに評価されやすいとされています。
- いいね/シェア/リツイート/保存など、ユーザーの反応が多い投稿
- ユーザーが投稿を見ている時間(滞在時間)が長い投稿
- フォロワーとのコメントのやりとりが活発なアカウント
- 継続的に投稿を行っているアカウント など
上記の要素を意識することで、アルゴリズムに評価され、表示機会が高まる可能性があります。
ただイラストを投稿するだけではなく、「バズらせたい」と考える場合は、SNSの仕組みにも目を向けていきましょう。

外部リンクの貼り方にも注意が必要です
X(旧Twitter)では、リンクが含まれる投稿はX外へユーザーを誘導する行為と見なされ、アルゴリズムからマイナス評価を受けやすくなります。
他のSNSやポートフォリオサイトなど外部ページへ誘導したい場合には、リンクを1枚目の投稿に貼るのは避け、投稿ツリーの最後のポストでリンクを案内しましょう。
4. SNSにイラストを投稿するときはルールにも気を付けよう

前章では、SNSに投稿したイラストをより人にみてもらうためのテクニックについて解説しました。
しかし、SNSは不特定多数のユーザーが利用する公共の場です。
話題性や拡散力ばかりに意識が向いてしまうと、重要なルールやマナーを見落とし、思わぬ批判や炎上を招くリスクがあります。
SNSにイラストを投稿するときには、以下のようなルールやマナーについてもしっかりと理解しておきましょう。
- センシティブなテーマや特定の思想を想起させる描写は避ける(特定の宗教のシンボル など)
- 実在の社会的事件を連想させるような内容は扱わない(特定の災害を想起させる街並み など)
- 他人の構図・衣装・ポーズを参考にした場合は出典や参考元を明記する
- センシティブな描写が含まれる場合は、「閲覧注意・ホラー要素含む」などの注意書きを行う
イラストの制作前や投稿前には、上記の点を必ずチェックしてください。
SNSで注目を集めたい気持ちから、過激な表現や挑発的な投稿をしてしまうユーザーも見かけますが、これは非常に危険なことです。
イラストレーターとして長く支持されるためには、一時的な話題作りよりも、多くのユーザーから共感を得られる作品作りや投稿を心がけましょう。
5. SNSでイラスト投稿を続けるために「心を守る」2つの方法

前章でお伝えしたように、SNSでは思わぬところから批判や炎上につながるリスクがあります。
また、「バズりたい」という思いが強いほど、思い通りの反応が得られなかったり、他人の作品と比較して落ち込んだりすることも少なくありません。
しかし、長くイラスト投稿を続けていくためには、自分自身の気持ちを守ることが大切です。
この章では、egacoの先生方が実践している「心を守るための具体的な方法」として、以下の2つをご紹介します。
- 落ち込む情報はミュートして視界に入れない
- 目標を高く持ちすぎず自分のペースを大切にする
それでは、詳しく見ていきましょう。
5-1. 落ち込む情報はミュートして視界に入れない

SNSには膨大な情報が流れており、そのすべてが良い情報であるとは限りません。
むしろ、今の自分にとって不要な情報や、気持ちを落ち込ませる投稿は、見ないほうがよい場合もあります。
他人の評価は、自分ではコントロールできません。
「どんな反応が来るか」を気にして何度も確認したり、反応に一喜一憂したりすること自体が、心を疲れさせてしまう原因になります。
自分が落ち込む原因となる情報は、ミュート機能やブロック機能を使って最初から見ないという選択も大切です。

誹謗中傷はブロックなどで対処しましょう
SNSを利用していると、悪質なコメントや的外れな誹謗中傷が届くことがあります。
その多くは、相手の事情や勝手な思い込み、あるいは理由のない悪意から生まれたものです。
すべてに真面目に向き合う必要はありません。
冷静に受け流し、必要であればブロックや通報といった対応を取りましょう。

5-2. 目標を高く持ちすぎず自分のペースを大切にする


イラスト投稿を長く続けるための重要なポイントの一つが、「目標を高く持ちすぎない」ことです。
一般的に、SNSのタイムラインで目にするのは、フォロワー数万人の人気イラストレーターや、何年も描き続けてきた上級者の作品ばかりですよね。
それらのアカウントを目標にしてしまうと、自分とのギャップに苦しみやすくなってしまうのです。
大切なのは、今の自分にあった達成しやすい目標を立てることです。
最初は「週に1回投稿できたらOK」「先週よりいいねが1つ増えたらうれしい」といった、小さな目標を設定するようにしましょう。

「みんなでegaco!れんしゅう帳」ならSNSの悩みも一緒に解決できる

「もっと自分のイラストを見てもらいたい」
そんなときは、私たち「egaco(エガコ)」にご相談ください。
「egaco」は、一人ひとりのレベルや目的に合わせて学べる、個別指導型のイラスト・漫画教室です。
〇「みんなでegaco!れんしゅう帳」でモチベーションを保ちながら交流できる
評価が数字に直結してしまう外部のSNSに疲れてしまった…という時や、
お絵描き初心者でまだ外部のSNSに投稿するのは怖い…という時は
「egaco」の生徒様限定のお絵かきSNSである、「みんなでegaco!れんしゅう帳」がおすすめです。
いいね数やフォロワー数の表示がないSNSのため、他人からの評価を気にせず安心して作品が投稿しやすいです。
イラストや漫画などの作品の他に、基礎練習や日々の落書きを投稿したりする場所としても是非活用ください。
〇現役で活躍する、イラストレーター・マンガ家が講師
「egaco」では、イラストレーターや漫画家として現役で活躍する講師が、レッスンを担当しています。
イラストの基本から、あなたの「こんな風に描きたい!」という理想を叶えるための技術をお伝えします。
〇自分のペースで学べる個別指導
レッスン内容は今のレベルや目標に合わせてカスタマイズできるので、自分のペースで着実にステップアップできます。
定期的に講師とのカウンセリングも行いながら、目標設定や課題の確認を行うので、無理なく通い続けることができますよ。
6. まとめ
この記事では、イラストのSNS投稿について、egacoの先生方からいただいたアドバイスをもとに解説しました。
最後にこの記事のポイントを振り返りましょう。
〇イラストを投稿するSNSは「X(旧Twitter)」がおすすめです。
X(旧Twitter)がイラスト投稿に適している理由として、次の点が挙げられます。
- 国内の最大手SNSで、日本人口の約54%が利用している
- リポストやハッシュタグなど、拡散しやすい仕組みが豊富にある
- 制作過程やラフ画、練習中のイラストも気軽に投稿しやすい
- 二次創作や企画タグが盛んで、ユーザー同士の交流が活発にある
〇ただし、X(旧Twitter)のコンテンツは流れが速く、投稿は数日で流れてしまうという欠点があるため、以下のような特色あるSNSと併用するのがおすすめです。
- 【アート系・海外向けイラストにおすすめ】Instagram
- 【収益化したい人におすすめ】Pixivなどのイラスト投稿サイト
- 【拡散のチャンスを増やしたい人におすすめ】その他のSNS
〇SNSに投稿したイラストを「バズらせる」ためには、イラストの技術を高めるだけでなく、投稿のテクニックやSNSの仕組みを理解することも重要です。
一方で、SNSには炎上や誹謗中傷による精神的な負担といったリスクも少なくありません。
SNSの運用やイラスト投稿に悩んだときは、ぜひ私たち「egaco(エガコ)」にご相談ください。
イラストや漫画の描き方を もっと上達するには?
- 記事は読んでみたけどうまくいかない
- イラストや漫画がもっと上手になりたい
- 独学で学んでいるけど伸び悩んでいる
そんな方に、イラストや漫画の描き方を学ぶことができるスクールについて紹介しています。あなたに合った学び方を見つけてくださいね。






egacoで学んでみませんか?
「イラスト・マンガ教室egaco」では、生徒さん一人ひとりに合わせた個別指導を行なっています。
学習内容は、講師があなたの目標をヒアリングし、現在の画力や興味関心に合わせた学び方で個別に受講内容を提案するので、自分のペースで学ぶことができます。
あなたの描きたいイラストをegacoで学んでみませんか?