鼻の描き方のコツ！鼻の描き方を上達して理想の顔を描こう

鼻は顔の中心に位置し、顔の印象を左右する重要なパーツです。

鼻の形で顔の雰囲気が決まるといっても過言ではありません。

でも、顔を描いていて鼻の形が合っていないと感じたり、形はこれでいいのかな？と思うことがありますよね。

鼻にも色々な描き方がありますが、このような悩みを抱えている人は鼻の立体感を意識できていなかったり、自分の描きたい絵に合った鼻の表現ができていないかもしれません。

鼻の描き方をマスターして、理想の顔に近づけましょう！

鼻の描き方の基本と応用！描きたい鼻を描くためには

どんな鼻を描く上でも鼻の立体を覚えることは重要

コミックイラストで描かれる鼻は、実際の鼻の形から特徴的な部分だけを簡略化して描かれていることがほとんどです。

点や線だけの簡単な形の鼻も、ちょっとリアルな形の鼻も、とくに角度を変えて描くときはリアルな鼻の立体感の把握が重要になってきます。

このように簡略化した鼻も、実際の鼻の形から特徴的な部分だけを描き起こすようして作られています。

これらは線だけで鼻を描いていますが、細かい線を重ねたり、色を塗りつぶしたりする鼻の表現方法もあります。

立体を活用した鼻の描き方

上２つは、鼻の立体感を影の表現で表したものです。

鼻そのものを線で描いているわけではありませんが、鼻の存在感がしっかり出ますね。

このように、イラストや漫画の鼻の描き方にも色々な形があるので、よくあるパターンをいくつか見てみましょう。

鼻の描き方を表現別に紹介！

点や線で鼻を描く方法

点や線だけで鼻を描く方法は、漫画やコミックイラストの表現でよく使われています。シンプルな形なので顔がスッキリとした印象になりますし、目など他のパーツを目立たせたいときなどにも効果的です。

影だけで鼻を描く方法

こちらも漫画やコミックイラストでよく使われる表現です。影や光を面として描く分、立体感の把握が重要になります。

線を使わない描き方なので、厚塗りなど線画の無い色塗りのときにも使われます。

リアルな鼻を描く方法

リアルな鼻の描き方は大人向けの漫画やリアルタッチなイラスト、劇画調の漫画などによく使われています。

描きたい絵の雰囲気に合わせて鼻を描き分けよう

絵の雰囲気に鼻の描き方を合わせることも大切です。

鼻は描きこみの量によって、以下のようなジャンルに分類ができます。

例えば、少し描きこみの多いリアルタッチな鼻はリアル系のイラストやギャグっぽい顔には向いていますが、

ポップで可愛らしい絵柄や流行りの美少女イラストにはあまり向いていません。

もちろん、鼻パーツだけをあえて周りとは違った雰囲気で描けもします。

絵柄によって鼻の描き方の向き不向きはありますが、自分の絵にはこの形の鼻！と決められれば、それは自分の「絵柄」です。

自分の描きたい絵に合った鼻の形を追及してみましょう。

顔の角度を変えたときの鼻の描き方のコツ

鼻は高さがあるものなので、角度によって見え方が変わります。よって角度によって描き方も変わります。

好きなキャラクターの顔を別の角度で描いているとき、またはオリジナルのキャラクターの顔を別の角度から描いているとき、なんとなく顔の印象が変わってしまう……ということはありませんか？

そんなときは、下記のようなポイントに気を付けて描いてみましょう

横向きに近づくにつれ鼻は高くなる

まずは、横向きに近づくにつれ鼻は高く見えることを覚えましょう。

そして正面から見た鼻は、斜めや横へと角度が変わっても鼻全体の長さ、鼻の頭の高さが変わりません。

同じキャラクターでも正面と斜めの顔で鼻の頭の高さが変わっていた場合、顔の印象が少し変わってしまうので注意しましょう。

アオリやフカンでも鼻の形は変わる

おわりに

鼻は顔の中心にあり、口や目と違って鼻自体は大きく動いて形が変わることはありません。

ですがその分、ちょっとした形の歪みや位置のズレで顔全体のバランスが崩れて見えることもあります。

目がきれいに描けても、輪郭がキマっていても、鼻の表現ひとつで顔の印象は大きく左右されるのでバッチリ描き上げましょう！